楽譜の読み方2
楽譜の読み方第二回目です。今回は8分6拍子、8分の9拍子、8分の12拍子について書いて行きたいと思います。
一拍の中に八分音符が3つ
8分の6拍子なら6÷3で2拍 (♪♪♪+♪♪♪)
8分の9拍子なら9÷3で3拍 (♪♪♪+♪♪♪+♪♪♪)
8分の12拍子なら12÷4で4拍 (♪♪♪+♪♪♪+♪♪♪+♪♪♪)
でそれぞれカウントしていきます。
説明するより聞いた方が速い!ということで
8分6拍子 (1小節の中に八分音符が6つ)2拍子でカウント
スメタナ『わが祖国』より「ブルタバ(モルダウ)」-プラハの風景-
(この曲は有名ですよね。8分6拍子が使われています。)
8分の9拍子(1小節の中に八分音符が9つ)3拍子でカウント
(この曲は基本8分6拍子ですが最初一瞬だけ8分9拍子が使われています)
ブラームス「交響曲第1番」/小澤征爾 《天覧公演》
(これが8分9拍子が使われている譜例です丁度8小節目になります。)
8分12拍子(1小節の中に八分音符が12)4拍子でカウント
Tchaikovsky's 5th Symphony Horn Solo
(2楽章のおいしいホルンソロ これは8分12拍子なんですね)
いかがでしたでしょうか?
(8分6拍子の間隔が掴めればあとはそれぞれ1拍ずつ増えるだけなので読むのはそんなに難しくないかもしれません。)
ちなみにこれらの拍子を
複合拍子とも呼びます。
それではー