楽器の技術は精神面も大きく影響します
今回は楽器の演奏における精神面について書いて行きたいと思います。
みなさんは楽器を吹いている上で技術が向上していけば精神面はあまり関係ないとおもってないでしょうか?
自分も最初はそう思っていたんです。技術と心のことは別で技術が上がっていけば関係ないって思っていたんです。
それが違うと解ったのが自分が桐朋音楽大学の演奏要員のオーデイションを受けたあとでした。
オーディションが終わって自分は実家の方に帰っていました。
しばらく楽器は吹かず、というより吹くのが恐く感じるようになっていました。
とにかく音を出すのが恐怖、こんなことは初めてでした。
とにかく恐い。
どうやって音をだすのかが解らないというよりただただ失敗したら、上手くいかなかったらそんなことが頭の中をよぎり、音をまともに出すことができませんでした。
とにかくこの恐怖と戦うしかない
そう思い練習を重ねていきました。
そして自分の心とも向かい合っていきました
そういう中で精神面は大きく影響しているということに気がついたんです。
精神面といっても無理矢理、おしつけのような気力が足りないとかそういうような感じで
はなく、自分の心と向かい合い、自分はどうしたいのかとか、なにが恐いのかとか、
いまどう思っているのかとかそういう自分と向き合うような感じです。(うまくいえないですが)
そういう今まで気がつかなかった自分を発見しそれを認めることで
楽器がまた吹けるようになっていきました。
皆さんはどうでしょうか?
日頃練習する際、どんなことを感じて、思って吹いていますか?
上手くなるヒントは意外とみなさんの心の中にあるのかもしれません
もしよろしければ試してみてださいね