リップスラーが上手くできないと思ったら
今回は金管楽器の基礎練習で大事なリップスラーについて書いて行きたいと思います。
リップスラーとは
舌(タンギング)をせずに息のコントロール、口の中を変化させ音を変えること
リップスラーの効果
唇の周りの筋肉をほぐし唇が振動させやすくする
音と音のコントロール力を身につけることにより高音から低音まで様々な音の移り変わりが可能になる(柔軟性が増す)
滑らかなスラー・レガートの練習になり音に柔らかさが加わる
自分が研究してきてこのくらいでしょうか。今のところ
リップスラーのコツ
なるべく唇の力に頼らないこと
振動部分である唇にはなるべく余計な力がはいってほしくないですよね
リラックスした状態と力が入ってがちがちの状態どちらが振動しやすいでしょう?
もちろんリラックスしている方ですよね。
息のコントロールや口の中をシラブルなどで変化させて上手くやってみてください
人によっては歯で変化をつける方もいます
シラブルとは
ア イ ウ エ オって言ってみて下さい。舌の動きはどうでしたか?
それです。(オ、ア、、ウ、エ、イ)にいくにしたがって上にあがっている感じがしないでしょうか?)
口の中を変える
口の中を狭くすればいいとか広くすればいいとかそういう単純なことではなく
なりやすい適切なポイントを見つけると言った方がいいかもしれません。
上から吹くイメージで!
高い音を吹いている体の状態のままリップスラーをするとやりやすいと思います。!
難しいものがでてきたらまずは簡単な物から始めてみる
特に音域の幅がはげしい物が出てきた場合、
例えばオクターブの物とか
そういうものが出てきたら
ドからソ、ドからラと言うように音域を狭くしてからだんだんと音域を広くしていくとやりやすいと思います。
柔軟体操するイメージで気持ちよく!
疑問質問 レッスンはこちらまでkaichi_horn@ybb.ne.jp 一回レッスン1時間 5000円 初回3000円 場所要相談
楽器の調子を取り戻す、今より楽器が上達する何かしらのお手伝いできればと思ってます。お気軽にご連絡下さい。上野学園大学卒業horn専攻 音楽学部研究コース生垣内佑規